生きる希望
以前、
彼女手に入れた男、
つまり彼女の旦那様に対するジェラシーで随分心が侵されていた事がある。
普段彼女を目の前にしている時は気にしないでいれるんだけど、
こうして会っていない時にはしばしばまたその気もちが顔を出し始める。
彼女を好きになってしまった事が辛いのか、
この嫉妬心が辛いのか、分からなくなってしまう。
でも、認めますよ。
旦那様、うらやましい!!!
今持っている物全てなげうってでも人生を交換できるのならば、喜んで差し出しますよ。
そんなことは不可能なのです。
ooちゃんという人を伴侶として歩む人生、
ooちゃんという存在を知っているだけという人生。
それぞれはまったく別世界の話なんです。
オレにはそのうらやましい世界を感じれることはなく、
永久にオレの世界と交わる事もないのです。
こんな悩みは、人生の意味とはなんなのでしょう?
と考える事と同じで、答えの無いことを悩み続けて、それでも生きていかなければいけないんです。
なんとか無理矢理な理由をその都度自分に言い聞かせて。
いつかこの想いが無駄ではなかったと思える日が来ると信じる事が、今のオレの生きる希望なんです。